薩摩隼人 その①

「男の作法」は、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」等のシリーズで知られる人気作家、池波正太郎氏の数ある随筆の一つです。文字通り一人前の男が心得ていなければならない様々な作法を、親しみ深い語り口で綴った逸話ですが、その随筆の中に、先日、私は次のようなくだりを発見しました。

 

そのころ小学校の先生というのは、一番僕が覚えているのは、尋常二年のときに、九州出身の先生が、もう亡くなりましたけど、薩摩隼人でなかなか厳しくて、ずいぶんなぐられたけどね、便所へ入ってお尻の拭き方教えてくれるんだよね。チリ紙出してね。それは今でも覚えていますよ。

 

上は男女問わず電話のかけ方がなっていない。自分達の世代は、電話はまだ普及していなかったが、その正しいかけ方を学校の先生が教えてくれたものだ、という概嘆に続く部分です。

 

ikenami

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